【院長コラム】第八回「人気治療家になるための7つのステップ」
〜コンマ1トン先生の学んで稼いで人生はなお楽しい〜
第八回:人気治療家になるための7つのステップ
治療家として成功するには、知識と手技技術があるだけでは不十分です。
初見時から患者さんとの信頼関係を築きながら、2回目に進んでいくプロセスを創り出せる事が成功の差になります。
今回は、「人気治療家」の初見初診施術の7つのステップ を紹介します。
<step1> 最初「は」肝心 〜 第一印象が悪いと遠回りになる。
第一印象が悪いと2度目が無い事になる。
幸い2回があったとしても、その後心の架け橋ができた良い施術ができるまで時間がかかります。
初対面の数秒で、人は無意識に 「この人は安全か?危険か?」 を判断します。
この段階で安心感を持ってもらえなければ、その後の施術もうまくいきません。
しかし、よくある「やってしまいがちなNGパターン」は以下のようなものです。
❌ 大きな声で挨拶してしまう(威圧的に感じる)
❌ 目線を合わせられない(不安を与える)
❌ 目線を合わせすぎる(プレッシャーを感じさせる)
❌ 呼吸が浅くなる(自分が緊張していると伝わる)
❌ 説明が多すぎる(患者さんが圧倒される)
❌ 質問が多すぎる(尋問のように感じられる)
❌ 一般論ばかり話す(個別対応できない印象を与える)
❌ いきなりプライベートな話題に踏み込む(距離感を間違える)
❌ 天気の話をする(興味のない会話は心を開かせない)
❌ 作り笑顔が固い(ぎこちない雰囲気になる)
このように、「最初の一歩」がうまくいかないと、施術に入る前から 患者さんの心が閉じてしまう のです。
なぜこうなるのか?
頭じゃわかっていてもやっちゃうのは
それは 施術者自身が緊張しているから。
そして、緊張の根本にあるのは 「恐怖心」 です。
✔ 失敗したらどうしよう
✔ この人にどう思われるだろう
✔ 拒否がきつそう
こんな不安を抱えたままでは、どれだけ技術があっても本領は発揮できません。
だからこそ、 自分自身の緊張や恐怖心に向き合うことが、治療家としての成長には欠かせません。
<step2> 相手の人生に興味を持ち、過去を遡及する
治療家は、「今の症状」だけを見るのではなく、 その人の人生を知ることが大切 です。
「なぜこの症状が起きたのか?」を探るために、過去に遡る視点が必要になります。
例えば、
✅ 「なぜこの姿勢になったのか?」
✅ 「過去にどんな経験をしてきたのか?」
✅ 「どんな人生の転機があったのか?」
こうした人生の背景を知ることで、施術の方向性が変わります。
「ただの痛み」ではなく、その痛みが 人生のどの文脈で生まれたものなのかを理解する。
これができると、施術の説得力も増し、患者さんの信頼感は高まるのです。
<step3> ファーストタッチ 〜 触れる瞬間が信頼の分かれ道
「触れる」という行為は、 人の境界線を越えること でもあります。
だからこそ、触れられる側は「この人に触れられても大丈夫か?」と無意識に警戒します。
✅ 雑に触れる → 緊張が増す
✅ 唐突に触れる → びっくりさせる
✅ 慎重すぎる → ぎこちなくなる
「ファーストタッチの時点で、患者さんが安心できるかどうか」
ここで施術の結果も大きく変わります。
◉ゆうき堂があん摩の基本手技を大事に研修させるのは、この【安心安全な手】をつくるためです。
<step4> 施術しながら探る 〜 見立ての柔軟性
西洋医学の診療は、 検査 → 診断 → 治療 という順序ですが、
治療家の施術は、施術しながら検査し、見立てながら進めるのが特徴です。
つまり、 初めに決めた方針に固執せず、その場で調整する柔軟性が必要になります。
✅ 「触ってみたら思っていたより筋緊張が強い → 見立てを変える」
✅ 「患者さんの反応を見ながら、施術の順番を変える」
✅ 「心理状態が不安定なら、まずは心から遠い足先から施術する」
この ファジーさや感性 こそが、治療家の腕の見せどころなのです。
<step5> 仮説を立て、見積もりを伝える
施術が終わったら、原因をいくつか仮説し、今後の見通しを伝えることが大事 です。
✅ 「施術を続けることで、どれくらい改善するのか?」
✅ 「この回数で、どれくらいの変化が見込めるのか?」
✅ 「根本改善にはどれくらい時間がかかるのか?」
この 「自信を持った見積もり」が、患者さんの信頼度を左右させます。
自信は、「経験値」からだけでなく、 自分自身の生き方から生まれる ものです。
「普段から小さな約束を守る」「自分の大切なものを大切にする」 そうした積み重ねが、自然と施術に表れます。
<step6> 勇気づけ、エールを送り、次回の予約を取る
施術の最後に大切なのは、 「これから一緒に良くしていく」という姿勢 です。
✅ 「次回もがんばりましょう!」
✅ 「一緒に良くしていきましょう!」
✅ 「ここから変わっていきますよ!」
この 「未来に希望を持つエネルギー」 が、患者さんを次につなげます。
<step7> 相手に関心を持ち、追跡フォローもする
昨夜は眠れたかな?
痛みはどうだったかな?
施術が強過ぎなかったかな?
説明はどう受け止めているかな?
自分が関わった事で相手にとってどうなったのか?
それは何万人もみた私でも今でも気になり心配になります。
若い頃、すごく好きな人と初めてデートして別れた後、心配したように患者さんの気持ちや状態に「関心を持つ」事です。
◉翌日電話をするのは良いと思います。
自分は良かれと思ってやった事ですが、相手にとってどうだったかはフィードバックをもらわないとわかりません。
2回目来ないという避けたいフィードバックを電話してフォローできた事で繋がった事はよくあります。
「正しい治療はしました」という傲慢さと違う、謙虚で愛情のある対応は、多くの患者さんは好意的に思ってくれると思います。
✅一番難しく肝心な初見の対応から、在り方を参考にしてもらえたらと思います。
✅やり方でなく在り方をです。
